岡山県内発着の9航路で使えるようになった「せとうちサイクルーズPASS」

自転車を持ち込んだ乗船客が運賃割引を受けられるカード「せとうちサイクルーズPASS(パス)」が22日から、笠岡諸島や小豆島などを巡る9航路で使えるようになった。

 島でのサイクリングに旅客船を活用してもらおうと、中国旅客船協会連合会が発行。乗船時にカードを提示すると、航路に応じて33〜10%割り引いてもらえる。有効期限は3日間。

 昨年4月、広島、愛媛県を結ぶしまなみ海道周辺の航路でサービスを開始。県内では今年4月から新岡山―小豆島土庄、日生―小豆島大部、牛窓―前島の3航路で始まり、22日、白石や真鍋、北木島など笠岡諸島を巡る6航路も新たに加わった。新岡山港(岡山市中区新築港)売店や、笠岡港(笠岡市笠岡)三洋汽船切符売り場などで無料配布している。

 この日は新岡山港でセレモニーがあり、県旅客船協会(小嶋光信会長)加盟事業者や、県サイクリング協会などの約20人が出席。小嶋会長が利用者代表にカードと同じデザインの記念バッジを贈った。

7月22日山陽新聞より